ゼウス & クラウドシュリンプを楽しもう!
ここでは過去に【錦えび】及び【ARBshrimp】がブログや雑誌などで紹介した内容を抜粋して記載しています。
生体ご購入後の飼育方法や楽しみ方に、ぜひお役立てください!
■クラウドシュリンプの特徴
ゼウスシュリンプの元となった種類です。個体そのものが非常に強く丈夫なのが最大の特徴。
ビギナーでも飼い始めて、すぐに200~300匹も殖やす人もいる程、飼育が簡単なエビです!
稚えびの生存率も良く、成長スピードがとても早いのも
クラウドシュリンプの特徴の1つといえるでしょう。
クラウドシュリンプの表現は
◇スターリットスカイ
◇ラインヘッド及びスポットのモスラタイプ
◇ラインヘッド及びスポットのゼブラタイプ
◇ターコイズ
◇ナイトスカイターコイズ
◇ヴァティクルライン
◇フルブラック
◇パンダ・キングコング(極希に)
◇スノータイプの模様のえび
などがあります。
上記の表現をした個体をさまざまな組み合わせで飼育していますが、
どのような組み合わせで掛け合わせても上記種類のえび達が生まれてきます。
頭部の色合いは、ブルー・白・緑・黄色・茶などがあります。
クラウドシュリンプ同士の掛け合わせデータ
モスラタイプを創りたいのであればモスラ同士の掛け合わせがベスト。
頭部の場合も同様で、同じ表現同士の掛け合わせの方が確率がいいようです。
〇 頭部に縦ラインが入る表現の個体を『ヴァティクルライン』
〇 頭部にスポットライトが当たっている様な表現の個体を『スポット』と言います。
個体の見分け方!(オス・メス)編
◎メスの場合・・・触角が広がっていて第一触角が短く、細い。
◎オスの場合・・・触角が内側によっていて、第一触角がメスに比べて太く長い。
第一触覚とは?
目の前に付いている角から立ち上がっている触角の事で根元が太く根元が長いのがオスです。
後ろからや真正面から見たらYの字に見え、内側に触覚が寄っています。
メスの場合は、根元の第一触覚が細く根元が短い傾向があります。
後ろからや真正面から見るとVの字に見え逆ハの字に見えるのも特徴です。
ぜひ、参考にしてください!
触覚で思い出しましたが。。。
髭である程度の飼育環境等の判断ができます。
よく、「えびの調子はえびを見て判断しろ~」。な~んて言いますが
抱卵をする時には、この髭が切れていないことが重要です!
調子の良い水槽はほとんどの個体が髭がビーーーンと長く
オスもメスも髭が切れている個体はまず抱卵行動をしません!!
調子のいい水槽は連続で抱卵する個体が多く、髭が伸びきっている個体が多いです。
お腹に卵を抱えている時に髭が伸びていて、
卵巣(首の付け根)に卵が降りてきていれば確実に連続抱卵します。
これはクラウドの場合に限らず全てのえびに言える事です!!
逆に抱卵していて髭が切れている個体は、連続抱卵はしない事になり
ほとんどの個体がこの現象ならば水槽の環境がいまいち良くないと言えるでしょう。
知らなかった方はこんな部分も見ながらえび繁殖を楽しむのも
ワンランク上の楽しみ方かもしれません。
※2014年に入りクラウドシュリンプの最高グレードは「スターリットスカイ」と名付けられました!!
なお、最高グレードのスターリットスカイでも、成長スピード及び繁殖力はまったく落ちていません。
ZEUS(ゼウス)の特徴
クラウドシュリンプに他の種を掛け合わせ、福岡県の「錦えび」が独自に創ったオリジナルブランドです。
生体そのものの強さや成長スピード・繁殖力などはクラウドシュリンプ譲りです。
クラウドシュリンプとゼウスの違いは、「表現」です。
ゼウスの表現
頭にヴァティクルラインが入っていて、頬にペコちゃんのほっぺの様に模様が入っている個体を『zeus emperor』 (ゼウス・エンペラー)と言います。
2014年現在のzeusの最高グレードで、「BLACK」「RED」の2タイプがあります。
ゼウスビーは、ビーシュリンプにヴァティクルラインが入る個体を言います。
ゼウスビーの方びも「BLACK」「RED」の2タイプがあります。
グレードは、「LOW」「MIDDLE」「HIGT」の3種類です。
ゼウスビーの特徴は、ビーシュリンンプ同様、
色の濃い個体同士の掛け合わせで固定が可能なこと。
Bee shrimpマニアにも人気が高い種類です。
シャドー系及びビーシュリンプ、どちらのマニアにもお勧めできる品種です。
ゼウスビー同士の交配で、なんと「ゼウス・エンペラー(zeus emperor)」も出現してきます!
色の濃い極上ゼウスビーを創るのも、ゼウスやゼウスビーを飼育・繁殖する面白さの1つです。